オープンカレッジで学問する
退職後にやりたいことの一つに、今まで学び仕事で培ってきた分野以外の勉強を大学でしてみたいと思っていた。学びの場は、江東区の公開講座やカルチャースクールなどいろいろあるが、「大学」にこだわりたかった。その理由は、系統的に基礎から学ぶと、大学キャンパスの空気をもう一度吸って過ごしてみたいという思いからである。
理想は、科目聴講生(履修生)として入学し、若い学生と同じ教室で学ぶことである。在職中から、リサーチを始めたが、なかなか条件(講座内容、時間、お金)に合う都合良い場がなく、その過程の中で多くの大学で行われているオープンカレッジの存在を知った。
東西線にその駅名もあるW大学のオープンカレッジに入会しようと思ったのが2年前の夏期講座の申込時期であった。しかし、コロナ禍の影響で、講座の多くがオンライン授業であり、キャンパスでの講義を受けるということは叶わず、見送ってきた。この四月から、対面での講座がかなり(半分くらい)復活してきたので、入会手続きをした。学生証ならぬ顔写真付きの会員証も手にした。
春季は、週2日午後、分野が異なる3つの講座を選んだ。
1つ目は、経済学の講座(6回)。資本とお金の話。今まで全く学ぶという概念がなかった分野。アダム・スミスとか、マルクスとか、ドラッガーとかが出てくる。居眠りしないか少し不安。2つ目は、日本の文化や歴史を学ぶ講座(6回)。地名や町名の由来を地理や歴史から紐解く内容。3つ目は、物理学系の講座(4回)とした。もう1つ、ある作家の小説を読み解く講座を狙ったが、受講条件に、文庫本等で作品を読んでおくこととあり、今回は見送った。
1つ目は、経済学の講座(6回)。資本とお金の話。今まで全く学ぶという概念がなかった分野。アダム・スミスとか、マルクスとか、ドラッガーとかが出てくる。居眠りしないか少し不安。2つ目は、日本の文化や歴史を学ぶ講座(6回)。地名や町名の由来を地理や歴史から紐解く内容。3つ目は、物理学系の講座(4回)とした。もう1つ、ある作家の小説を読み解く講座を狙ったが、受講条件に、文庫本等で作品を読んでおくこととあり、今回は見送った。
1回ずつ講義が終わった。受講生は年配の方がほとんどである。なかなか新鮮で楽しい時間を過ごしている。1日は、中野校舎で授業がある。中野駅は、20数年前に通勤で使っていたが、駅前の警察学校周辺の再開発が進み、その変貌ぶりにビックリ! 昼休みの頃、3つの大学の学生であふれている。”四季の森公園”で食べるコンビニのおにぎりは、いつもより美味しく感じる。
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