生活環境病?、適温の家は基本的人権?
先ほど目を通した今日(2/28)の夕刊に、「適温の家は基本的人権」という記事(寺崎省子氏の取材考記)が載っていた。
高血圧症等は生活習慣病であるが、住環境による「生活環境病」として捉える必要もあるという。
寒いと血圧が高くなることは良く知られている。深川ネずみも日々血圧測定しているが、朝の血圧は夏に比べ冬は上下とも10mmHg程度高くなる。健康リスクを低減するためにはWHOが勧告する室温を18℃以上に保つこと、さらに高齢者にはそれより高い22~25℃が良いという。(母数の大きな調査ではないし、前提も良くわからないが)国内では断熱改修していない家屋の9割が18℃に達しないという。我が部屋も朝起きたときは確かにそうである・・・。断熱性能の高い家への改修が家計や地球環境へもやさしい結果となるので、断熱改修を本格的に進める必要がある、という記事内容である。
電気・ガス代の高騰で、この冬は電気代を1日200円の節約に努めてきたが、寒い環境下で生活するより、適温の環境下で生活する方が、結局は健康維持を図ることができて、さらに医療費等の別の大きな出費を抑えることができるという論理は理解できる。夏場の熱中症対策も同様である。
生活習慣病ならぬ「生活環境病」、そして適温の環境下での生活は基本的人権という言葉が頭の片隅に残った。これも、極端な気候を生んでいる地球温暖化現象の影響か。
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