信州蕎麦、松本ぼんぼん、B級グルメ、墓参り、そして誕生日

 3年ぶりに開催される松本ぼんぼんに合わせて、墓参りにいった。


松本に帰省すると、数多く蕎麦屋はあるが、可能な限り寄ることにしてきた老舗の蕎麦屋がある。数年前、火事で昭和の雰囲気が残る旧店舗は焼失してしまったのは残念であるが、今回、移転した新しい店舗に初めて入った。店内は、明るいシャレた感じの雰囲気に変わった。骨董品のような古いブラウン管テレビはもうない。中央に置かれている大きな1枚板の長いテーブルが以前の店を思いださせる。(同じものかはわからない)
今日は2枚重ねのせいろではなく、天せいろ。

蕎麦を待つ間、そば焼酎の蕎麦湯割り。つまみも、こじゃれている。

座った席からガラス越しに、外待ち用の長椅子の足元に蚊取り線香が煙を上げている。松本の夏らしい。タヌキも笠をかぶり暑そうである。


おなかを満たした後、関西から車でやってきた弟と落ち合って、チェックイン。そして松本ぼんぼんへ。今年は、移動しながらの飲食は禁止ということで、コンビニで飲み物とつまみを調達。八十二銀行前の歩道に陣取る。規模はかなり縮小されている。踊り時間はわずか1時間。まだ明るい19時前に終了。全ての連の踊りを観ることなく終了してしまった。それでも繰り返し流れる松本ぼんぼんのメロディーが耳に残る。


その後、入れそうな居酒屋を探して(これが一苦労!)、松本B級グルメである山賊焼きを肴に一杯。よく呑んだ。

山賊焼き(鳥を揚げる=取り上げる=山賊)

翌日、墓参りの後、穂高近くで蕎麦を食べ、安曇野の夏空を眺めながら、松本駅へ。

お土産は、いつも通りに、おやきと地元酒蔵のコメ焼酎とそば焼酎。それと、松本ロゴ入りTシャツ。67回目の誕生日の週末は、楽しかった。




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(余禄)ホテルへ向かう途中、記憶の片隅にある煙突が目に入った。お城周辺の再開発で実家はもうないが、55年以上前に通った銭湯がそのまま残っていた。引き戸の取っ手部分の擦り切れ具合に時間の経過を感じる。昭和30年代後半から40年代にタイムスリップした感じであった。



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