夏の高校野球東東京大会2回戦 観戦記
今日は、暫く続いた真夏日ほど暑くなく、雨の心配もないという天気予報を信頼して、午後の予定を後回しにして、東西線に乗り、2年振りに江戸川球場へ向かう。昨年は、猛暑で尻込みしていかなかった。
対戦カードは、産業技術高専VS葛西工科高校である。どちらのチームも知らないが、ついつい産技高専を応援したくなる。・・・元高専生としては、全国の高専の動向は気になる。母校のN高専は、今年も一回戦でコールド負けした。産技高専ガンバレ!と力が入る。
体の線がまだまだ細い選手が多い。決してうまいわけではない。エラーにならない凡プレイも多く、”アー”という声が漏れる。外野に上がったフライを捕球すると”オー”と歓声と拍手が上がる。一生懸命プレイしていることが伝わる。1回に5点を取るが、3回には3点取られる。なんとか3アウトをとり、ベンチに戻る選手はみな笑顔である。両チームの投手は、ヘロヘロになりながらも、良く投げている。剛速球を投げるエースや、ホームランを期待するスラッガーがいる試合も素晴らしいが、野球は、投げて、打って、走って、点を取り合う競技と改めて感じる。
両チーム7回までに10本以上のヒットが出る打撃戦。技量に大きな差はないと思うが、試合には運や不運が付きまとうもの。思わぬ大差がついて7回コールドで試合は終わった。両チームに拍手が沸いた。いい時間を過ごすことができた土曜日の午後であった。
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