孫がきた！

2日。次女夫婦が2才半になる孫娘  ”プリンセスかぐや” を連れてやってきた。部屋中を見渡して、浮かんでいるモビールの気球を指さし、色と大きさを教えてくれる。だっこしてさわらせる。そっとさわると不規則な動きをするのが楽しいようで、目を輝かせて、はしゃぐ。かわいい。その後もお菓子とジュースを飲みながら、アンパンマンのお絵かき玩具で楽しそうに遊んでいる。今のお気に入りは、アンパンマンの敵役バイキンマンらしい。その笑顔とそのしぐさを見ていて飽きない。（世の中のジジ、ババの多くがそうであるように）無条件に笑顔になる。娘と何を話したかよく覚えていない。 今年初めてのほっこりした時間であった。

5日。恐竜と働く車が大好きな、東武東上線沿線に生息する兄弟 ”マゴノザウルス1号" と ”2号” が長女に連れられてやってきた！　”プリンセスかぐや”と同じ年のマゴノザウルス 2号も、浮かんでいるモビールの気球を指さし、覚えた色を教えてくれる。ここまでは同じである。だっこしてさわらせる。予想はしていたが、そっとは触らない。獲物を捕獲するようにつかみかかる。早速、母親から「壊れるから、ダメよ」”の声が飛ぶ。 幼稚園に通い出した1号は、昨年夏より進化している。知恵がついてきた。触れられたくないアイテムは事前に高いところへ退避させ、飾り棚の前にテーブルを置き、防御壁を構築するが、椅子を移動して、よじ登ることを身に付けている。･･･「落ちたらケガするよ！ヤメナサイ！」すかさず母親の声が飛ぶ。免疫もついてきたようで、言うことを聞かない。繰り返しチャレンジを試みる。こちらも、壊されないかと、落ちないかの両方でハラハラする。2人は時にバラバラに、時に絡み合って遊んでいる。ついに2号が泣き出す。2人から目を離せない。本棚裏のわずかなすき間が気に入ったようだ。秘密基地遊びを始めた。昔、親戚の家で同じようなことをしていたことを思いだす。時代は変わっても子供の遊びは変わらないようだ。娘と何を話したかよく覚えていない。今年初めての疲れた時間であった。