街歩記:戸塚区原宿から影取へ
少し前の話であるが、スマホ内の写真を整理しながら、まとめてみた。 10月4日 横浜市戸塚区の大学に、朝から出かけた。帰りに、戸塚駅に向かうバスを原宿の交差点で途中下車した。1980年から9年間、過ごした懐かしい場所を散策した。 当時は、ケーキ屋さんと軽食、ビールが飲める喫茶店が併設していたビルは、調剤薬局になっていた。 アーチ状に切られた入り口は、当時のまま。昭和らしい意匠が懐かしい。 道を挟んだ対面の商店は当時のまま。買い物をした記憶もあり、懐かしい。 国道1号線に並行する住宅などが並ぶ道を藤沢方向に進むが、区画整理がされたのか?当時を思い出す面影は”聖母の園”周辺以外、殆ど残っていない。記憶と一致しない。 中華料理イサムの看板は30数年前と変わっていなかった。この店で食べたことはあまりないが、当直の時、よく出前を頼んだ店である。餡かけチャーハンを良く食べた気がする。 出前といえばもう一軒、蕎麦屋の「松葉」さんを思い出すが、その店はもうなかった。 1号線に戻り、新婚当時2年ほど住んでいたハイツを目指す。ガソリンスタンドの看板も懐かしい。 予想通り、既に当時住んでいたハイツはなく、周辺を加えて外車の展示場に変わっていた。 トラウマとなった当時の記憶がよみがえる。 ハイツの入り口前の道幅はかなり狭く、さらに入り口も狭くかつ道沿いにかなり高いコンクリの塀があり、この写真のように対向車が来ると、左に寄り過ぎて、車の左側を何回か擦ったことを思い出す。出る時も同じである。車の運転を好きになれなかった。単に、運転技術が下手ということに過ぎないが・・・・・ 影取バス停 1号線沿いの影取のバス停から、戸塚へ向かう。後ろに見える歩道橋あたりで、新年の箱根駅伝を応援していた。それ以来、毎年、 エンジ色のWのユニフォーム を応援している。 バスといえば、この神奈中カラーが染みついている。都内に転勤となり、都バスの色に慣れるまで時間がかかったことも思い出させてくれた。 本来の業務以上に、楽しい帰り道であった。