それでも、松の内が明けて、日常が始まる。

突然だった。1月1日 16時10分。 大きな揺れを感じた。テレビを点ける。正月の特番をどのチャンネルも中断して能登半島周辺を震源とする地震速報を伝えている。震度7。津波警報。女性アナウンサーが、高い場所への避難を強い口調で呼びかけている。テレビ各局は、ゴールデンタイムの正月特番を中止して地震情報を伝えている。大変な元旦になった。

翌2日。例年通り箱根駅伝をテレビ観戦する。何度も地震速報、地震情報が画面に流れる。応援するW大の順位もあり、気持ちが盛り上がらない。昼過ぎ、次女夫婦が2才半になる孫娘を連れてやってきた。テレビは消している。孫娘の笑顔と動きを見ながら、娘の旦那と飲み語り、正月気分を取り戻す。夕方、3人を送り出す。テレビを点ける。羽田空港で飛行機炎上のニュースが流れる。能登半島へ救援物資を運ぶ海上保安庁の飛行機とJAL機が滑走路で衝突したらしい。JAL機の乗客300余人に死者が出なかったことは奇跡と後日報道されるが、2日連続で正月気分を吹き飛ばす痛ましい天災と人災が起こった。

さらに、国会議員が政治資金規正法違反で逮捕のニュースが流れる。江東区では、江東区選出の国会議員が昨年末選挙法違反等で逮捕されている。


松の内が明けて、正月飾りをはずす。そして、日常の生活が始まる。東北地震の復興も進み、新型コロナ禍も一段落したというのに、なんともやりきれない気持ちの2024年のスタートである。

コメント

このブログの人気の投稿

布団を干す

米の味

GW中の1日 朝からハイボール

原点へ その1 

古希の梅酒を造る

 コスパ高いなあ

綿100% B.V. D 丸首肌着

原点へ その2