都立高校入試問題、解いてみた。
2日間かけて、都立高校入試問題を解いてみた。
●国語: 92点
面目躍如。
読解力を試す問題文が長い。フェイクニュースを信じることとそれに伴う行動を起こすことの違いや、シンギュラリティー(AIがヒトの知能を越える時点との説明はあり)、電脳空間へのマインドアップローディング、生物媒体のアナログ情報のデジタル情報への変換等々の用語が出てくる問題4(出典:情報とウェルビーイング,改)を中学3年生に読ませるとは少しビックリ。かつて大の苦手だった古文の問題も直接の原文でなく、解釈(?)を問う内容で、授業内容も変わっているんだろうなあと感じた。
●英語:72点
リスニングは実際聞き取れれたかわからない。筆記は、12点中自己採点で8点とした。12点でも良かったかもしれない。昔、苦労した文法とか、現在形、過去形、現在進行形などの(ほとんど役に立たない)知識を問う設問はなく、読解力を問う問題ばかりで、良問と思った。英語教育の変化を感じられる問題と思った。
●数学:63点
電卓を使った。
2次方程式が解けない。ルートの処理が解らない。情けない!
昔得意だった証明問題も、答え方を忘れていた。その分減点した。
図形問題も得意のはずであるが、手を焼いた。設問5(立体図形の問題)は、設問の意図が良くわからずにギブアップ!
この年まで生きてきて、ルートの処理ができなく困ったことはなかった。図形問題を解かなくてはならない場面に遭遇したことはない。図形の証明は、数学的な論理性を身に付ける原点の1つで重要であるが、”解けなくても今までの人生に支障はなかった”などと、自分に言い訳をする。
●理科:92点
まあまあ満足!科学の真理、真正性はいつの時代も変わらない。
電流、電圧、抵抗の問題は、なんか懐かしく、単球ラジオやラジコンボートを作った中学時代を思い出した。
●社会 75点
歴史、地理、気候、産業 地図やグラフを見て答える問題。
一部テレビのクイズ番組に出題されそうな問題もあるが、良問と思う。勉強になった。
介護報酬の改定ルールを答える問題があるとは思わなかった。
●総括
394点/500点。走ったことはないけど、東京マラソン完走と同じくらい、疲れた。
50年前の一生懸命受験勉強していた時代が妙に懐かしくなった。
コメント
コメントを投稿